【大阪】ホームステージングの家具の準備・不動産物件の演出方法

購入・買い取り方式

ホームステージングの本場である欧米で主流となっているのが、購入・買い取り方式です。

中古物件の魅力を引き出す家具を設置し、そのまま物件とセットで売り出してしまうという方法です。食器をはじめとする小物類だけでなく、テーブルやソファなどの大型家具もそのまま販売されることが少なくありません。

また、ホームステージング用に買い揃えた家具だけでなく、売主がもともと使用していたものを併せて中古販売することもあります。物件と相性の良い家具を使用し、配置しているケースでは、高額で物件が売れることも少なくありません。

レンタル方式

日本で現在主流なのが、レンタル方式です。ホームステージング用の家具をレンタルし、コーディネートしてもらうという方法です。物件の魅力を引き出す家具を選べる上に、コストも抑えられるのが特徴となっています。

通常は売約決定時点で契約が終了し返却するという流れになっていますが、買い手の要望があった場合は、それに応じて買い取りを認めているケースもあります。

居住者の家具をそのまま使用

まだ入居者がいるケースでホームステージングを行う場合、居住者の家具をそのまま使用するパターンもあります。ただし、希望すれば必ずそのまま使用できるというわけではありません。

置いてある家具が多すぎる場合やコンセプトに合わない場合などは、業者のほうでいったん搬出して預かっておいてもらうことも少なくありません。そして足りない家具がある場合は、業者からレンタルして足す方法をとります。

照明の使い方

物件の見え方を決める要素として、照明は欠かせません。どの部屋も同じ色の証明で統一し、ブレーカーを上げたときには全ての照明が一度に点灯するようにしておきます。

小物の活用

小物や観葉植物、絵画などのアイテムは、物件の雰囲気を気軽に変えられるため活用したいアイテムです。また、アートポスターを設置するとおしゃれに見えるだけでなく、空間に奥行きが出せます。

家具の選択

家具を選ぶ際には、リビング・ダイニングの雰囲気に合わせたものを選ぶことが大切です。実際に生活する際のイメージがわきやすいように、置き方にこだわることをおすすめします。

また、あまり大きすぎる家具を選んだり配置の仕方を間違えたりすると、物件の狭さを感じてしまうこともあります。そのため、ノウハウのある専門業者に相談して進めましょう。

清潔感や香り

ホームステージングにおいて、清潔感は非常に大切な要素です。内見時にホコリがあったり不快な臭いがしたりすると、それだけで大きなマイナスになってしまいかねません。

「入居前にはクリーニングをします」といっても、清潔でない印象を持たれたら取返しがつかないこともあるため、注意しておきましょう。整理整頓と掃除を行うことで管理ができている部屋を演出します。その上で、芳香剤やアロマを活用して香りからも良い部屋だと印象付けるのです。

玄関にこだわる

内見において非常に大切な要素の一つが、玄関です。第一印象がそのまま物件の印象になってしまうことも少なくありません。入り口で好印象を持ってもらえれば、その後も良いイメージで物件を見てもらえる可能性が高まります。