2024.06.11

【大阪でホームステージング】マンションや戸建ての空室状況は?

大阪でホームステージングをおすすめしたい物件の一つが、マンションです。マンションは空き家率が高く、適切なホームステージングを行うことで高い効果が期待できるでしょう。こちらでは、マンションを含む住宅の空き家数や、ホームステージングの効果が出やすい物件について解説します。

マンションや戸建ての空き家は増加傾向?

日本国内の空き家は、年々増加傾向にあります。

空き家全体の件数と割合

総務省の平成30年住宅・土地統計調査住宅数概数集計結果によると、2008年には757万戸、2013年は820万戸、そして2018年には846万戸と、空き家の件数は一貫して上昇を続けています。また、空き家率も上昇を続けており、2008年には13.1%、2013年には13.5%、2018年には13.6%です。つまり、日本全体の住宅のうち7~8軒に1軒が空き家になっています。

空き家の種類別割合の推移

総務省の平成30年住宅・土地統計調査住宅数概数集計結果によれば、25年間にわたって空き家の半数以上は賃貸用物件が占めています。

賃貸用住宅とはマンションやアパートのことで、売却用住宅とはその名のとおり売却して利益を出す目的で所有している住宅のことです。また、その他の住宅とは、他3種類のどれにも当たらない住宅を指します。

例えば、もともと住んでいる人が長期にわたって不在の住宅や、建て替えのために取り壊し予定になっている住宅などです。

直近である2018年時点での割合を切り取ってみると、以下のとおりです。

住宅の種類割合
賃貸用住宅50.9%
売却用住宅3.5%
二次的住宅4.5%
その他の住宅41.1%

出典:平成30年住宅・土地統計調査住宅数概数集計

上記の表から、賃貸用の物件や何らかの理由で住むことができない住宅が、空き家の大半を占めていることがわかります。空き家のままにしていては、当然ながら家賃収入は入りません。それだけではなく、毎年の固定資産税が発生したり保守管理費用が発生したりと、マイナスなことが多々あるのです。

ホームステージングによって空き家の魅力を引き出せれば、賃貸の入居希望者や購入希望者を早期に見つけられます。そして賃貸・購入希望者が見つかれば、損失を利益に転換させられるのです。

ホームステージングが向いている家とは?

以下のような住宅は、ホームステージングに向いています。

高額な物件

高級住宅や高級マンションは、ホームステージングによる高い効果が見込めます。ホームステージングに費用がかかっても気にならないほど、高い売却金額が望めるからです。

逆に売却額が低いと想定される物件は、ホームステージングを慎重に行うことをおすすめします。あまりにホームステージングに費用がかかってしまうと、売却金額で回収できなくなってしまうからです。専門業者としっかり打ち合わせをして、予算内で物件のポテンシャルを最大限引き出すホームステージングをしてください。

築浅もしくは内装フルリフォーム直後の物件

内装がまだ新しくきれいな物件では、ホームステージングの効果が出やすいです。新しい内装には清潔感があり、家具や小物を適切に配置することで魅力的な空間を演出できます。

ワンルーム物件

実は、単身者向けのワンルーム物件もホームステージングに向いています。間取りが単純なだけに、ターゲット層に合わせてコーディネートしやすいためです。家具や小物に加えて、観葉植物やセンスの良い照明などの設置を検討するのも一つの方法といえるでしょう。

ホームステージングはマンションの空室対策にもおすすめです!

現代では、継続的に空き家の件数が増加しています。そしてその半数以上を、マンションをはじめとする賃貸物件が占めています。高級マンションや高級住宅、内装が新しくきれいな住宅などは、ホームステージングの効果が出やすい傾向です。ホームステージング専門業者とご相談いただき、物件の魅力を最大限引き出しましょう。

KAGKASでは、物件のポテンシャルをできる限り引き出すホームステージングを行っております。ホームステージングをご検討中の方は、ぜひお気軽にご連絡ください。