2025.02.04

インテリア小物でお部屋の魅力をUP!自分でもできるコーディネート術

手頃なお値段で取り入れやすいインテリア小物。家具と比べると小さなアイテムではありますが、上手に使えばお部屋の魅力を引き立ててくれます。お部屋のアクセントとなるアイテムでもありますので、モデルルームやモデルハウスにも積極的に取り入れることで、暮らしのイメージが伝えやすくなるでしょう。今回は、簡単に取り入れられるインテリア小物の種類や、それらを実際に使用した事例を通してコーディネートのコツをご紹介します。

目次

部屋の魅力を引き立てるインテリア小物4選

  • アートパネル、アートフレーム
  • 観葉植物
  • バスケット
  • キャンドル

リビング・ダイニングのコーディーネート術

  • 実例①カフェ風ナチュラル(アートフレーム・植物・キャンドルの取り入れ方)
  • 実例②ナチュラルモダン(植物の取り入れ方)
  • 実例③ジャパンディ(バスケットの取り入れ方)
  • 実例④ホテルライク(キャンドルの取り入れ方)

インテリア小物にまでこだわったホームステージングはKAGKASへ

部屋の魅力を引き立てるインテリア小物4選

アートパネル、アートフレーム

お部屋の印象を大きく変えるアイテムの1つがアートパネルやアートフレームです。お部屋のコンセプトに沿ったアートやポスターを飾ることで、空間をぐっと引き締めることができます。木製のパネルに生地を貼って作るファブリックパネルは、自分でも簡単に作れるので気軽に取り入れることが可能です。

最近では、小さなラグを木製フレームに入れたようなアート(タフティングウォールアート)や、古材や生地が立体的に貼り付けられたアートボード、絵の具や粘り気のあるペーストで描く立体的な抽象画のテクスチャーアートなど、平面だけではなく質感や立体感も楽しめるオリジナリティあふれるアートがたくさん登場しています。

また、アートを飾る際に壁に傷がつくことが気になる場合は、ピクチャーレールとの併用もおすすめです。ワイヤーで吊るして飾ることができるので、壁の傷を防ぐだけでなく高さなどの配置調整もしやすくなります。

立体的なアートボードの例
ピクチャーレールを使用したアートの飾り方

観葉植物

数多くのサイズ・種類がある観葉植物は、インテリアのアイテムとして優秀です。生き物としての愛らしい存在感に加え、アクセントにもなるのでデコレーションアイテムとして役立ちます。観葉植物の配置場所はデスク周りや玄関など、癒し効果を高めたい場所に置きましょう。 モデルルームやモデルハウスに置く際は、水やりの手間がないフェイクグリーンがおすすめです。床に直接おける1~2m程度の大きなアイテムから、テーブルやちょっとした棚における10~50cm程度のアイテムまで、様々なサイズのインテリアグリーンがあります。

バスケット

インテリアショップなどで取り扱いが増えてきたバスケットは、非常に便利なアイテムです。1つ置くだけでも、北欧系やナチュラル系のインテリアの雰囲気が感じられます。見せる収納としても人気があり、脱衣所やキッチンなどに置くのも効果的です。また、大きめのバスケットであれば、床置きする観葉植物の “植木鉢隠し” としての活用もおすすめです。

様々なサイズのバスケットは、いろいろな場面で活用できます

キャンドル

海外の住宅では一般的なキャンドルですが、近年は日本でもインテリアを彩るアイテムとして定着しています。キャンドルは火をつけることで本来の魅力を発揮できますが、形状が多彩なため、火をつけなくてもインテリア小物として活躍します。また、形だけではなく香りを楽しむアロマキャンドルも人気。香りは人によって好みが分かれるものでもあるので、モデルルームやモデルハウスに使用する際は香りが強すぎないかを確認することも大切です。

リビング・ダイニングのコーディネート術

リビングやダイニングは住宅で生活する中で過ごす時間が長く、複数人が集まる場所です。そのため、他の部屋に比べ家具の種類が多く、サイズ感やレイアウトの仕方を間違うと圧迫感を与えてしまうことも少なくありません。

リビングダイニングを快適な空間にするためには、まず理想のインテリアスタイルを決めることからスタートします。ターゲットとなるユーザーにどのように過ごしてほしいのかを決めておくことで、コーディーネートが楽になります。理想のインテリアスタイルが決まった後は、家具を決めて配置します。

その際、できるだけお部屋の広さに合った家具を選び、ゆとりや余白が感じられる空間になるよう意識しましょう。広く明るい空間を演出するには、家具の配置は非常に大切です。例えば、扉の近くに家具を置かないようにすることで、リビングに入った時に実際よりも広く感じます。また、奥行きを出すために、窓の近くに高さがある物は置かず、自然光を遮らないように工夫することもコーディーネートのポイントです。

次に、先ほどご紹介した「部屋の魅力を引き立てるインテリア小物」を使用した事例をインテリアスタイル別に厳選してご紹介します。

実例①カフェ風ナチュラル(アートフレーム・植物・キャンドルの取り入れ方)

ナチュラルな床&ホワイトの壁紙でシンプルな内装の新築戸建。オーク系の家具に、淡いグレーの張地のソファやカントリー調のホワイトのチェアを組み合わせてカフェ風ナチュラルテイストの空間に仕上げました。大きなアートフレームを床に置いたり、空中に植物を吊るすなど、広い空間だからこそできる演出を行いました。ダイニングテーブルのキャンドルはそのまま置くのではなく、透明のフラワーベースと組み合わせることでちょっとした特別感をプラスしました。

実例②ナチュラルモダン(植物の取り入れ方)

明るい床色・直線的なタイル柄のアクセント壁に合うよう、インテリアスタイルはナチュラルモダンテイストを意識しながらご提案しました。オーク系の温かみが感じられる家具をベースに、艶がある鏡面のアイテムや直線的なデザインでモダンな雰囲気を加えました。約20帖の広いLDKということで、植物は160cmと高さがあり、スパイラル状で幅もあるウンベラータをご用意しました。

実例③ジャパンディ(バスケットの取り入れ方)

KAGKAS大阪本社のショールーム。明るいオーク系の家具にブラックを効かせてジャパンディテイストに仕上げました。写真中央のリビングテーブル横に置いたカゴは、ブランケットや雑誌の仮置き場のイメージで使用しました。カゴと同じ天然素材のラタンは、植栽の植木鉢やベンチ、ダイニング上に飾ったフラワーベースでもリピートしており、空間全体のまとまりが感じられます。

実例④ホテルライク(キャンドルの取り入れ方)

淡いグレーやベージュの柔らかな印象のインテリアコーディネート。キャンドルはダイニングテーブルの上にレイアウト。芯が太いタイプのキャンドルを複数個使用することで、ゆったりと寛ぎの時間が過ごせそうな雰囲気を醸し出します。都心のタワーマンションという物件特性に合わせ、上質でホテルライクな空間を演出しました。

インテリア小物にまでこだわったホームステージングはKAGKASへ

インテリア小物と家具を組み合わせて空間を演出することは、一つの技術です。しかし、実際にモデルルームをステージングしようとすると、家具や装飾を設置する箇所が意外と多く費用がかかるため、自社での導入を諦めるというケースも多くあります。

大阪・東京・名古屋に拠点があり、幅広いエリアに対応するKAGKASでは、レンタルサービスの全プランに家具だけでなく小物・照明・植物を含んでいます。レンタルしている家具は、使い勝手の良さはもちろん、部屋の空間を広く見せたり、センスよくまとめたりといった演出に一役買うものばかりです。

お客様のご要望に応じて、適切にプランニングさせていただきます。注文住宅の完成見学会など短期でのレンタルにも対応していますので、ぜひお気軽にご相談ください。